日本建築学会の会誌『建築雑誌』の編集委員を拝命する。
藤村龍至編集委員長のもと、2018年からの2年間、計24号の企画や編集を担当することになる。
「新しい歴史をつくる」のかけ声とともに、第1回会誌編集委員会が昨日、建築会館にて開催された。
日本各地から様々な専門性をもったメンバーが集まり、サッカー日本代表への招集のような、あるいは内閣組閣のような独特な高揚感があった。
3万人を超える読者を抱える日本で最も読まれている建築雑誌の企画、編集がいよいよはじまる。
まず目を見張ったのが会議の進め方である。
Googleドキュメントを利用したリアルタイム同時編集やSLACKを用いたコミュニケーションなど、これまでに経験したことのない会議形式が提案される。
僕は、編集委員の中でも若いほうになるかと思うが、リテラシーが追いついていなくて、終始ドギマギしてしまっていた。
1つの議題に対して参加者が全員、同時並列的に発...