先週の土曜日、403architecture[dajiba]の辻琢磨さんをお迎えし、みなとまち空き家プロジェクトレクチャーを開催させていただいた。
建築設計のみならず、場づくり、ワークショップ、メディア、学会、教育など幅広い活動について「動く」、「見る」といったその背景にある一貫した考えをもとにお話いただいた。
問題意識や活動の領域が共通していることもあってか、スッと入ってきたり、ハッとさせられたり、一つ一つの言葉が腑に落ちる。
町に飛び込み没入しつつも、軽やかに行動し、そしてその足跡をしっかりと言葉にして建築の歴史に接続させようとしている。403が面白い理由が改めてわかった。
人、場、もの、ことといったリソースを一旦そのリンクを外しシャッフルさせることで、新たにできる関係性によって何を生み出せるか。
膨大なリソースや情報があふれた現代において、最適解を求めるのはもはやナンセンスであり、リソースを流動させ、...