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愛知建築士会 学生コンペ2017「纏う・間」


愛知建築士会 学生コンペ2017「纏う・間」 の一次審査に審査員として参加する。 濃密な議論を経て応募作品から6作品の入賞作品を選出させていただいた。 こういう審査会というのは、優れた作品を選考するということももちろんそうだが、その作業を通して、審査員それぞれの価値基準が逆照射される場でもある。 だからというわけではないが、一瞬たりとも気が抜けない。 各審査員により提示された並列するいくつもの価値基準に晒されることで、応募作品の一つ一つがもつ可能性と限界があぶり出されてゆく。入賞作品にも惜しくも選外になった作品にも全ての応募作品に丁寧に講評がなされたというのは、なかなか贅沢でよいコンペなのではないかと思う。 さてさて、最終審査のゆくえがどうなるのか、それまでに今回選出された6作品がどのようにブラッシュアップされるのか、楽しみである。

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