top of page

アッセンブリッジ・ナゴヤ2017


名古屋の港まち(名古屋港~築地口エリア)を舞台としたクラシック音楽と現代美術のフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」が、2016年に続き今年もいよいよ明日10月14日(土)から12月10日(日)まで約2ヶ月に渡って開催される。

コンサートホールや美術館ではなく、町中に音楽やアートが飛び出し、港まちのあちらこちらで同時多発的にアート展示や音楽演奏会が行われる。

この町がまだ産業港だったころ、町の人々に愛され賑わっていたであろうが、その役目を終え、ながらく眠りについていた寿司屋、税関寮、接骨院、文具店、ボタン店、染物店、喫茶店などの建物が長い時を超え、新しい息吹が吹き込まれ、音楽やアートの会場となる。

もちろん現役ばりばりに町の人のみならず、この町を訪れる人も含め、その生活を支えている水族館、寺、神社、酒店、うどん屋、珈琲店、ポートハウス、ポートビル、文化小劇場などの建物も会場となっている。

町と音楽、町とアートが出会う。

これぞフェスティバル(祭り)。

日常の風景が音楽やアートというフィルターを通して違った見えかたをする。

もちろん音楽やアートだって、この町に色付けられ、違った聞こえ方や違った見え方をみせる。 非日常のフェスティバル(祭り)だからこそ、町の使われ方、建物の使われ方が実験的であることができ、日常の風景をいつもとは違うものとして見せることができる。 そこに、これから先のこの町のあるべき姿のヒントが見えるといい。 一方で、この町のビジョンを語るには、そこに住まう人々と二人三脚であらなければならない。 その役目をアッセンブリッジ・ナゴヤ2017の関連プロジェクトとして立ち上がった「みなとまち空き家プロジェクト」が担ってくれるのではないかと期待している。

米澤はアッセンブリッジ・ナゴヤ2017のアーキテクトを、米澤隆建築設計事務所は「みなとまち空き家プロジェクト」の企画・監修を務めさせていただいています。 ぜひ、音楽を、アートを、港まちを、楽しみに来てください。

会期:2017年10月14日〜12月10日(会期中の木、金、土、日開催) 会場:港まちポットラックビル、旧名古屋税関寮、ボタンギャラリー、旧潮寿司、名古屋港ポートビルほか

★みなとまち空き家プロジェクト★

米澤隆建築設計事務所(企画・監修) /NAGOYA Archi Fes 2018 Twitter|https://twitter.com/MAPNAF

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
bottom of page