top of page

卒業設計合同中間発表会

先日、愛知淑徳大学間宮晨一千ゼミと卒業設計合同中間発表会を未来デザインラボを会場として開催させていただいた。

間宮ゼミの学生の卒業設計は、働き方、教育、地域性、福祉、商店街、町に開くといったどれもが社会性のあるテーマで、建築を設計することでその裏側にある社会システムの提案にアプローチしようとし、その両者を繋ぐ企画という観点を大切にする姿勢が特徴的であった。間宮さんのゼミの指導方針が明快である。

拡張身体、Pinterest、妖怪、テラスハウス、純喫茶といったテーマとしては学生一人一人の個性が際立ちつつも、メタなところで問題意識や理念を共有する米澤ラボとは、ある意味対称的である。それが作用したのか、観点の異なる両研究室、両教員のプレゼンと講評が化学反応をおこすようで、新鮮であり、充実していた。

その背景には、主テーマは異なりつつも、共通する価値観やスタンスがあったからだと思われる。また、会場となった未来デザインラボのように、大学以外に開かれた学び舎があることは流動性を生み、今回のような化学反応をおこすような取り組みは、この場をうまく活かしたものであったように思う。どうもありがとうございました。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
bottom of page