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日本建築学会作品選集新人賞を受賞いたしました


日本建築学会作品選集新人賞の表彰式にて、「公文式という建築」の協同設計者であり中学、高校の同級生である野村との記念撮影。現在、野村は竹中工務店の設計部で、僕は米澤隆建築設計事務所を主宰し、立場や環境は違えど、それぞれ設計活動に勤しんでいる。そんな僕たちが大学院生時代の2007年に設計を開始し、その間、野村は竹中工務店に勤務し、僕は大学院に残り、4年間を費やし、検討に検討を重ね、いくつもの問題を乗り越え、もう無理なんじゃないかと思われる極限状態に幾度となく追い込まれ、それでも諦めず、人生をかけて執念で設計を続け、ようやく2011年に竣工させることができた。設計の開始から8年もの時を経て、この記念撮影に至ったわけである。そう考えるととても感慨深い。いろんなことが思い起こされる。

この場を借りて改めて、お施主さん、工務店さん、職人さん、そして設計に協力してくれた岡くん、金澤くんはじめ米ゼミ(思い返せば、米ゼミもこのプロジェクトを通して誕生したんだな)の学生達、お世話になった皆様に感謝の意を表したいと思います。そして、よきパートナー、よき友人であり続けてくれた野村にも。

この受賞を励みにし、より一層の精進を重ねていきたいと思います。

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