

「静岡の家」上棟式
「静岡の家」が先日、上棟式を迎えた。 柱が立てられ、梁がかけられ、建築の骨格が立ち現れてくるプロセスに、お施主さんと共に朝から夕暮れまで立ち合った。 外からの見えはどうか、スケールはどうか、日照はどうか、空間と空間の関係はどうか、お施主さんと共に一つ一つを答え合わせするかのように確認しあった。 職人さんやお施主さん、この建築に関わるみんなで建設中の現場でお昼ご飯を食べ、晴れ渡る青空の下でたくさんの職人さん達が力を合わせ、威勢良く、そして楽しそうに仕事に取り組んでいる様子を目の当たりにするに、住宅の建設、特に上棟は、職人の腕の見せ所というか建設のハイライト的存在で、祝祭感がともない祭のようでもある。 設計者としてもいやおうなしにもワクワクせざるをえない。
これまでずっと毎日のように頭の中で想像し模型やCGで見続けてきた建築空間が今まさに目の前に姿をあらわしてきているのだから。 「静岡の家」は、これまで積み重ねてきた設計手法をアップデートさせ、お施主さんも巻き込むかたちで実験的に設計を進めてきた。
工事、現場監理は、ここからが佳境。
めちゃめちゃい


2018年明けましておめでとうございます。
2018年明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2017年を振り返ると、
19の建築設計プロジェクト、10の卒業研究と修士研究、8の授業、5の主催勉強会、17の主催イベント、8の審査員、4の講演会、地域密着型フェスのアーキテクト(アッセンブリッジ・ナゴヤ)、建設会社のコンサルティング、学生団体の企画監修(みなとまち空き家プロジェクト)、大学の委員(授業開発委員、X4)、学会の委員(日本建築学会の会誌『建築雑誌』編集委員)など、設計、研究、教育、企画、開発、運営、まちづくり、空き家再生、編集といった多分野に活動が展開した。 それに伴い、時間の使い方が問われ、人を育てチームをつくりあげることの必要性に迫られる。また、他団体との連携や分野横断による相乗効果の創出も試みる。
とにかく、忙しかった。
頭も体もフル回転で、常に時間との戦いであった。
扱う案件の数に比例するように頭を悩ますことも多かった。
いろんな人に支えられ、なんとかかんとか2017年を走り抜けた。
2018年の抱負としては、
201