Under 35 Architects Glass Architecture Competition
Under 35 Architects Glass Architecture Competitionの公開審査会において、過去の最優秀賞受賞者としてミニレクチャーをさせていただき、審査にも講評者という立場で参加させていただいた。
昨日のことのようであるが、もうあれから4年も経つのだなと。
レクチャーのために改めてGlassPavilionについて思い返してみていたが、想像を絶する日々であった。言うは易し、実現は難しで、今考えても、よく成立させれたなと思うほどである。
柱も壁も用いず、ガラスを構造体として自立させるという夢のような話からはじまり、構造家の藤尾さんの多大なる協力もあり、それを成立させるロジックがたつ。そこからが大変であった。いくつも様々な試作を製作しその数だけ失敗を重ねた。失敗は成功の母という言葉があるように、失敗の数だけ発見するものがあり、なんとかモックアップを成立させることができた。製作にあたっては、試作の製作を何回も繰り返し熟練させた所員や学生達の精鋭7人を東京に引き連れ、1日2時間ほどの睡眠時間な中、1週間以上もの間、ひ